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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20120203

タスマン海、地球温暖化のホットスポット

カテゴリー:生態系

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(豪州連邦科学産業研究機構より)

豪州連邦科学産業研究機構(CSIRO)の1月30日付けリリースによると、豪州大陸の東海岸を流れる海流沿いにホットスポットが形成されており、過去100年間におけるこのホットスポットでの海面温暖化の進行は、平均値の2~3倍であることが示された。

国際的な科学者チームによる今回の研究は、同日『Nature Climate Change』誌で発表された。共同執筆者のCSIROのWenju Cai博士は、研究結果により、ホットスポット周辺の地域で、生態系に局地的な影響があると考えられる一方で、海洋による大気中からの熱と炭素の吸収力にも多大な影響があると述べた。

豪州の場合、東西の風が高緯度(南緯45~55度)で強まっており、南米から豪州沿岸へ広がる南太平洋で流れる海流の渦を南へと移動させ、そのスピードも強めている。そのため、海洋の循環パターンが変化し、東オーストラリア海流が南へ350キロメートル移動し、タスマニア東方沖の気温は60年前より2℃高くなった。

DSR指標= S DSR指標とは?

この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120203_1.html
タスマン海、地球温暖化のホットスポット

 
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