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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20120206

成層圏への硫酸塩粒子注入、気候変動の抑制効果は部分的、深刻な影響も

カテゴリー:技術, 気候

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(ワシントン大学より)

米国のワシントン大学は1月25日、気温上昇を相殺するために成層圏へ硫酸塩粒子を注入する方法では、おそらく期待されている効果の一部しか達成されず、温暖化は依然として深刻な影響を導く可能性があるとの研究結果をウェブサイトで報じた。

気候温暖化の事実や影響が明らかになるにつれ、研究者たちは、大気からの二酸化炭素の除去や、太陽熱を地球からそらすなど気温上昇の相殺に役立つ技術的解決の可能性を探し求めてきたという。

微小な硫酸塩と海塩の粒子(エアロゾル)は、下層大気にすでに含まれており、太陽からのエネルギーを宇宙へと放射している。硫酸塩粒子を成層圏に直接注入することで、この効果を高め、大気中の二酸化炭素の継続的な増加により将来生じるうる温暖化の進行を抑えることを推奨する者もいるとのこと。

しかし成層圏の硫酸塩粒子は、大気中の二酸化炭素が将来増えることにより生じる全ての影響を必ずしも相殺するわけではないことを、同大学のモデルによる研究は示しているという。

大気中への硫酸塩粒子の注入により、熱帯地方では今後数十年間、深刻な食糧不足を防ぎ、有機体への負の影響を抑えるのに十分な程度に、気温上昇が抑制されさえするかもしれないという。しかし極地域での気温変化は依然として大きく、北極地方の海洋哺乳類や、南極西部の氷床に深刻な影響を与える可能性があるとのこと。

DSR指標= R DSR指標とは?

この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120206_1.html
成層圏への硫酸塩粒子注入、気候変動の抑制効果は部分的、深刻な影響も

 
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