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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2012年02月11日
カリフォルニア大気資源委員会、先進クリーン自動車の規則を承認
(カリフォルニア大気資源委員会より)
米国、カリフォルニア州ロサンゼルス発─米国のカリフォルニア大気資源委員会(CARB)は1月27日、2017年~2025年型の乗用車と小型トラックを対象とした包括的な新しい排ガス規則「先進クリーン自動車(Advanced Clean Cars)」を全会一致で承認した、と発表した。
この規則では、1マイルあたりの温室効果ガス排出量基準を、2016年水準比で34%削減となる166グラムに引き下げている。この規則が完全に実施されれば、温室効果ガス排出量は、2025年までに5,200万トン、2050年まででは8,700万トン削減されることになる。
また、2025年には、新車からのスモッグ原因物質排出量は2014年水準比で75%削減され、購入した新車が寿命を迎えるまでの燃料費節約額は約6,000ドルになる。州内を走るゼロエミッション自動車(ZEV)とプラグイン・ハイブリッド自動車の数も140万台以上になるという。
この「先進クリーン自動車」プログラムは3年かけて策定され、「2017年~2025年型乗用車・小型トラック用の温室効果ガス排出量基準」「スモッグ原因物質の排出量削減」「ZEV規制」「クリーンな燃料販路」という4つの要素で構成されている。
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カリフォルニア大気資源委員会、先進クリーン自動車の規則を承認