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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2012年02月17日
英スコットランド政府、商用波力発電設備を承認
(英国スコットランド政府より)
英国スコットランド政府は2月14日、1,000世帯以上に電力を供給する同地域初の沿岸商用波力発電設備が、ファーガス・ユーイング・エネルギー担当大臣によって承認されたと発表した。
新たに2機のオイスター(波力エネルギー変換装置)が、オークニー諸島にある欧州海洋エネルギーセンター(EMEC)の既存装置に追加され、電力会社のアクアマリン・パワー社が発電設備の実験を行う。2機の装置はそれぞれ800kWの発電容量を持ち、設備の総発電容量は2.4MWに達する。
これらの機器は実証実験の装置だが、スコットランドの沿岸波力発電設備が、ナショナル・グリッド社の送電網に連結されるのは初めて。これにより、1,000世帯以上の電力が賄える見通し。
「スコットランドには、他に例を見ないほど豊富な自然資源があり、欧州の波力発電の10分の1を生産している。さらに、こうした新しい装置により、我々は沿岸域の膨大なエネルギー資源を完全に利用することができ、クリーンでグリーンな発電の拡大に向けた国際的な取組みに貢献することができる」と、ユーイング大臣は述べている。
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英スコットランド政府、商用波力発電設備を承認