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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20120218

研究報告:太陽電池、荷電量子ドットの導入により45%効率アップへ

カテゴリー:エネルギー, 技術

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(ニューヨーク州立大学バッファロー校より)
 
米国、ニューヨーク州バッファロー発―米国ニューヨーク州立大学バッファロー校は1月20日、同校が米国陸軍研究所、米国空軍科学研究局とともに、ナノ材料を利用し、太陽電池の効率を大幅に向上させる新たな技術を開発したと伝えた。
 
太陽電池に荷電量子ドットを組み込むと、赤外線の取り入れが可能になり、光電子の寿命を延びて電気出力が向上するという。この技術は、多くのさまざまな太陽光発電構造に応用できる。
 
同研究は、昨年5月『Nano Letters』オンライン版に掲載された。研究チームは、同校電子工学科教授らのVladimir Mitin氏、Andrei Sergeev氏、Nizami Vagidov氏、米国空軍科学研究局のKitt Reinhard氏、米国陸軍研究所のジョン・リトル氏らで構成されている。
 
Mitin教授は、この技術が太陽電池を最大45%効率化する可能性があると述べ、「高効率の太陽電池で、消費者らは出費を抑えることができ、供給者らはより小さなソーラーフィールドでより多くのエネルギーを生成することができる」としている。
 
同研究者らが設立した新会社、OptoElevtronic Nanodevices LLC. (OPEN LLC社)がこの技術を商品化している。同技術をさらに高めて売り出すために、OPEN LLC社は現在、個人投資家や連邦政府プログラムに資金を要請している。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120218_1.html
研究報告:太陽電池、荷電量子ドットの導入により45%効率アップへ

 
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