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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2012年02月19日
英国、エネルギー効率化を専門とする局を新設
(英国エネルギー・気候変動省より)
エドワード・デイヴィー英国エネルギー・気候変動大臣は2月8日、ロンドンで開催された産業界リーダーとの会合で、エネルギー・気候変動省内に新たに設置されるエネルギー効率化展開局(EEDO:Energy Efficiency Deployment Office)の詳細を発表した。
ロンドンの本省内に設置される同局は、エネルギー効率化政策の陣頭指揮や国民の生活により密着した政策づくりを専門とする部門。50人強の職員で構成され、省内各部署のエネルギー効率化に関する専門知識を集積する。また、同省が推進してきたグリーン・ディール(住宅の省エネ化促進計画)の実現、スマートメーターの設置・展開、再生可能熱の利用拡大、経済各部門のさらなるエネルギー効率化の潜在性の特定を目的とした新たなエネルギー効率化戦略の策定も支援していく。
2月3日(*)に大臣任命されてから初となる演説で同大臣は、「私はエネルギー効率化に大いに力を入れたい。エネルギー効率化は炭素削減の方法、そして消費者の光熱費節約の方法として、最も安価なものである。私たちの業務のまさに核であるべきだ」と語った。
(*)大臣任命の日付については以下のURLを参考にした。
http://www.decc.gov.uk/en/content/cms/news/pn12_006/pn12_006.aspx
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120219_1.html
英国、エネルギー効率化を専門とする局を新設