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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20120228

一部の航空機用バイオ燃料、2020年までに価格競争力を持つと予想

カテゴリー:エネルギー, 経済, 運輸

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(ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスより)

英国、ロンドン発―調査会社ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスは2月13日、今後の航空機用バイオ燃料の見通しに関する分析結果を伝えた。この分析では、一部のバイオ燃料は2020年までに価格競争力を持つ可能性があるが、短期的には、航空会社による導入はあまり進まないだろうとみている。

世界の航空会社はこの数年間に、植物油由来の代替燃料を従来のジェット燃料に混合し始めるとみられるなか、非食用の植物油を原料とするバイオ燃料は、生産効率の向上が続けば、2018年までに従来のジェット燃料のコストに近づくと分析している。しかし、大豆やナタネなど食用の植物油を使うバイオ燃料は、十分な価格競争力が得られない可能性があるという。

分析では、ここ数年は航空会社は結局、低い混合率(2%以下)で、食用植物油によるバイオ燃料を使うと予想している。燃料としての価格は高くなるが、環境に対する取り組みとして、またバイオ燃料技術の経験を得るためと判断するとみられる。

2018年頃までには、ジャトロファやカメリナなど非食用植物油を水素処理したバイオ燃料や、木質セルロース原料を熱分解したバイオ燃料などが、従来のジェット燃料コスト(炭素価格を含む)と対等に競争できる最初のバイオ燃料となると予想している。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120228_1.html
一部の航空機用バイオ燃料、2020年までに価格競争力を持つと予想

 
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