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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20120328

研究報告:気候変動で危機に瀕する鳥の保護活動を支援

カテゴリー:気候, 生態系

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(PRBO Conservation Scienceより)

米国カリフォルニア州に本部を置く、野鳥や野生生物、生態系の保護組織であるPRBO Conservation Science (PRBO)は3月4日、魚類野生動物局の科学者らとともに、最大の関心を集めている鳥類への気候変動の影響に関する革新的な研究を完了したと発表した。同種で初めてのこの研究は、カリフォルニア州でどの種が危機に瀕しており、保護対策を必要としているかについて優先順位を付けている。

「私たちの研究は、気候変動によってどの鳥が最も危機に瀕しているかを調査しているだけではなく、開発や外来種のようなすべての既存の脅威の上に積み重なる気候変動が、どのように鳥に影響を及ぼすのかも評価しており、保護のための乏しい資金配分を支援する、包括的かつ必要な情報を提供してくれる」同研究の主執筆者でPRBOの生態学者Tom Gardali氏はこのように述べている。

絶滅危惧種の保護活動優先順位リストを作成するため、生息地の損失および劣化といった既存のストレス因子と予測される気候変動の影響に対するカリフォルニア州の鳥種の脆弱性を組み合わせたこの研究では、約130種の鳥が予測される気候変動の影響に脆弱であること、同州の29種の絶滅危惧種のうち21種(72%)が、気候変動にさらに影響を受け、絶滅の可能性が増していることを示している。

DSR指標= R DSR指標とは?

この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120328_1.html
研究報告:気候変動で危機に瀕する鳥の保護活動を支援

 
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