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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2012年04月04日
オスロ市、市バスの燃料に「食品廃棄物」利用へ
(ENSより)
ノルウェー、オスロ発―3月23日付けENSによると、オスロ市は来年から食品廃棄物をバイオガスに変換して市バスの燃料として使うことになった。
同市ではすでに、市の下水処理場から排出される汚泥から作ったバイオガスを市バス65台の燃料として使用しているが、現在、新たに食品廃棄物からバイオガスを生産するプラントを建設中である。そのプラントが完成すれば年間5万トンの食品廃棄物の処理が可能で、ディーゼル燃料400万リットル分(市バス135台分)に相当する燃料を生産する予定である。また、バイオガス処理工程から出る残さが栄養豊富な農業用バイオ肥料となることから、中規模農業生産者およそ100件分の肥料も生産する
同市の廃棄物エネルギー化局(Oslo Municipality Waste-to-Energy Agency)のプラントマネジャーAnna-Karin Eriksson氏は「バイオガス利用によって、公共交通機関からの排出量を削減でき、それはつまり大気粉塵も減らすことであるため、オスロの大気質が改善される。また、バイオガス燃料バスは静か」と説明している。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120404_1.html
オスロ市、市バスの燃料に「食品廃棄物」利用へ