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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2012年04月05日
2011年、世界の風力発電量が過去最高に
カテゴリー:エネルギー
(アースポリシー研究所より)
米国アースポリシー研究所は3月14日、2011年の世界の風力発電導入量が過去最高の4万1,000メガワットとなり、世界の総設備容量は23万8,000メガワットに達したと伝えた。現在80カ国以上が風力を利用しており、欧州の消費水準で3億8,000万人の家庭用電力需要を満たすほどの設備容量がある。
中国の年間導入量は驚きの1万8,000メガワットで3年連続のトップとなり、累計導入量は6万3,000メガワットとなった。2005年から2009年まで毎年導入量を倍増させた後、中国は2010年に米国を上回り、あっという間に世界のトップへと登り詰めた。
現在中国に大きく遅れを取っている米国の2011年の年間導入量は6,800メガワットだった。米国の総設備容量は現在、38州に渡り約4万7,000メガワットとなり1,000万世帯以上の電力需要を賄えるほどになっている。2012年中にさらに1万メガワットが実現間近の見込みだ。
世界の総設備容量は、2011年から2016年にかけて少なくとも倍増すると予測されている。成熟した企業らが大規模な発電所を建設し、さらに多くの国が市場に参入するためだ。広範囲に渡る、豊富で、迅速に拡大でき、気候にやさしく、燃料コストゼロ、といった魅力ある特性が並ぶリストを手に、風力は新たなエネルギー経済への移行を推進している。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120405_1.html
2011年、世界の風力発電量が過去最高に