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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2012年04月12日
米国・メキシコ・カナダ、「大陸エネルギー網」構築を誓う
(ENSより)
米国、ワシントンDC発―ENSは4月2日、ワシントンで会合した米国、メキシコ、カナダの首脳が、発電や連系電力網を含む、国境を越えた「大陸エネルギー」の開発を約束し、増加する北米のエネルギー貿易を歓迎した、と伝えた。
3人の首脳はこの会合で、エネルギーの集団安全保障の強化、「連系送電系統における途切れのないエネルギーの流れ」の促進、クリーンエネルギー技術分野の技術・投資の促進を誓った。会合後に発表された共同声明では、三カ国の政府はクリーンエネルギー分野での雇用創出と気候変動への対応で協力するとし、「米大陸での相互連系の強化は、エネルギー貧困の削減と再生可能エネルギー源の利用拡大を目指す『米州エネルギー・気候パートナーシップ(Energy and Climate Partnership of the Americas)』の目標を前に進めるものである」との見方を示した。
また、気候変動の問題では持続的な国際解決策を前進させることを誓い、途上国が温暖化を克服できるよう支援する「緑の気候基金(Green Climate Fund)」の活性化への支持を表明すると同時に、気候変動対策資金や「気候変動の影響に対する意味ある緩和策」への投資の重要性を強調した。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120412_1.html
米国・メキシコ・カナダ、「大陸エネルギー網」構築を誓う