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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2012年04月13日
オーストラリアと欧州連合、排出量取引制度のリンクに向けて協調を強化
(オーストラリア気候変動・エネルギー効率問題担当大臣HPより)
オーストラリアのグレッグ・コムベット気候変動・エネルギー効率問題担当大臣と、欧州委員会のコニー・ヘデゴー気候行動担当委員は3月29日、ブリュッセルで行われた二国間協議において、オーストラリアと欧州連合(EU)が排出量取引制度の連結に向け進むことを確認した。
これに先立ち、オーストラリアとEUは気候変動に関する初の高級事務レベル会合を2012年2月27日と28日に開いており、国際炭素市場の発展や、EU排出量取引制度とオーストラリア炭素価格制度のリンクの可能性について緊密な協力を話し合った。
ヘデゴー委員は、「2012年2月の高級事務レベル会合では、欧州とオーストラリアの炭素市場結合に向けた取り組みに関して大いに進展がみられた」と述べ、また、コムベット大臣は、「排出量取引制度のリンクはオーストラリア政府にとっての優先事項の一つだ」と語る。
オーストラリアの炭素価格制度は、2012年7月1日から開始が予定されており、最初の3年間は固定価格で実施される。その後、2015年7月1日からは、市場で価格が決まる排出量取引制度に移行することになっている。(*注)
(*注)最後の段落は、下記の参考サイトを参照した。
DSR指標= DSR指標とは?
この記事のURL
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120413_1.html
オーストラリアと欧州連合、排出量取引制度のリンクに向けて協調を強化