（ワールドウォッチ研究所より）

米国、ワシントンＤＣ発―ワールドウォッチ研究所は３月29日ウェブサイトで、報告書『持続可能なエネルギーへのロードマップ：国産再生可能エネルギーへの世界的移行のためのガイド』（Sustainable Energy Roadmaps: Guiding the Global Shift to Domestic Renewables）の刊行を発表した。

報告書によると、統合的に結びつけられた再生可能エネルギー、エネルギー効率性、送電網技術を受け入れることにより、国々は経済的に発展しながら、エネルギーシステムをより持続可能な進路へとのせることができるとのこと。この報告書で展開されているアプローチは、持続可能なエネルギーへの移行の実現を手助けするために、国々がどのように具体的な技術的、政策的、統治的、財政的な対策を講じることができるのかを詳述する、革新的で、的を絞ったものであるとのこと。

「今日でもまだ、電気を利用できない人は世界中に推定13億人、安定的に利用できない人もさらに10億人いる。しかし化石燃料の使用を広げることは、この世界的なエネルギー問題の解決策ではない。必要なのは、経済的、社会的、環境的に持続可能な解決策であり、その多くは現在利用できるものだ」とこの報告書の主執筆者のAlexander Ochs氏は述べる。

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