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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20120502

肥料の使用、大気中の亜酸化窒素増加の原因

カテゴリー:生態系, 社会

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(カリフォルニア大学バークレー校より)

米国、カリフォルニア州バークレー発-米国カリフォルニア大学バークレー校の4月2日付けのリリースによると、同大学の化学者チームは、過去50年間における肥料の使用の増加が、温室効果ガスの亜酸化窒素が大気中で急激に増加した原因であることを示す決定的な証拠を発見した。

オーストラリアのタスマニア州のグリム岬ベースライン大気汚染観測所(Cape Grim Baseline Air Pollution Station)では、1978年から大気サンプルが採取されている。これらのサンプルにより同位体組成の長期的傾向が示され、窒素系肥料の使用が、産業革命以降、大気中の亜酸化窒素が270ppbから320ppb超へと20%増加した主な原因であることが確認された。

今回の新しい研究は、「ネイチャー・ジオサイエンス」4月号で報告された。気候科学者たちは、窒素系肥料が土壌中の微生物を刺激して、通常よりも速く窒素を亜酸化窒素に変換させることが、亜酸化窒素の増加につながっていると推測している。

同研究のリーダーで、同大学の化学と地球惑星科学の教授のクリスティ・ボーリング(Kristie Boering)氏は、「私たちは肥料の使用を非難しているのではない。肥料の使用を完全にやめることはできない。しかし、今回の研究が、大気中への亜酸化窒素の放出を緩和する助けとなる肥料の使用と農法の変化に貢献することを望んでいる」と述べた。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120502_1.html
肥料の使用、大気中の亜酸化窒素増加の原因

 
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