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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2012年05月10日
米国人向け「炭素排出量削減の具体的なステップ」出版
(憂慮する科学者同盟より)
米国、ワシントン発-憂慮する科学者同盟(UCS)は4月12日、消費者向けの本『涼しくなるほど賢くなる:低炭素な暮らしへの具体的なステップ(Cooler Smarter: Practical Steps for Low-Carbon Living)』の出版について発表した。米国人が、炭素排出量を削減するためにできる、最も効果的な行動を調べるために、UCSが行った2年間の徹底的な取り組みの成果である。
共同執筆者の一人で、UCSの気候科学者のブレンダ・エクワゼル氏は、「2年間の研究により、第1に何をどのように運転するか、第2に家庭で何のエネルギーを使うか、第3に何を食べるかが、炭素排出量の削減において重要性が高いことがわかった。本で紹介されている炭素排出量削減作戦の大半は、読者が実践すれば、お金の節約とより健康的なライフスタイルの実現にもつながる」と述べた。
移動手段については、燃料効率が優れた車種への切り替えや、自動車の調整、タイヤの空気入れ、乱暴な運転を避けることなどが推奨された。家庭でのエネルギー利用については、エネルギー監査の実施、プログラム可能なサーモスタットの設置、白熱電球からコンパクト蛍光灯や発光ダイオード(LED)への切り替え、効率のよい冷蔵庫の購入などが挙げられた。食事については、肉(特に赤身)を食べる量を減らすことなどが指摘されている。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120510_1.html
米国人向け「炭素排出量削減の具体的なステップ」出版