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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2012年05月22日
欧米自動車メーカー、EV急速充電システムの統一へ
(ENSより)
米国、カリフォルニア州ロサンゼルス発─ENSは5月7日付けで、欧米自動車メーカー8社が、15~20分で電気自動車の充電が可能となる急速充電技術の利用で合意に達した、と伝えた。
合意したのは、アウディ、BMW、クライスラー、ダイムラー、フォード、ゼネラルモーターズ、ポルシェ、フォルクスワーゲンの8社で、「一体型充電システム付き直流急速充電(DC Fast Charging with a Combined Charging System)」と呼ばれる、欧米の電気自動車用に統一したシングルポート急速充電方式を支持するという。
この一体型充電システムは、家庭での単相交流充電、急速三相交流充電、直流充電と、公共充電ステーションでの超高速充電が、電気自動車側にある1つの差込み口でできるというもの。
米国の自動車技術者協会は、交流充電の急速充電方式の規格としてこの一体型充電システムを選んでおり、今夏に正式に規格を発表する予定。欧州自動車工業会も、2017年以降の新型車の交流・直流充電用インターフェースとしてこのシステムを選んでいる。また今回合意を発表した8社全てがこのシステムを利用する自動車を開発中で、充電装置は2012年末に、この技術を利用する自動車は2013年から、それぞれ市場に投入される予定である。
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欧米自動車メーカー、EV急速充電システムの統一へ