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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2012年05月30日
報告書:太陽光発電の競争力、一般の認識よりもずっと従来電力に近づく
(ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスより)
英国、ロンドン発―調査会社ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスは5月16日、太陽光発電の競争力は不足しているという一般的な認識は誤りであり過去のものだとする調査報告書を発表した。これによると、太陽光発電(PV)の競争力は、多くの政策決定者や評論家たちが認識している以上に従来の電力に近づいているという。
報告書は、PV技術の最近の急激な価格低下に注目している。ここ3年間に、モジュールの平均価格は75%近く下がっており、国によっては、昼間の電力価格と競争できるまでになっている。さらに報告書は、PVの経済性を測るために広く使われている評価基準についても検討した結果、基準がしばしば不適当であり、PV技術導入に対して偏った考えを生む可能性もあるという。
報告書の主な内容:
・ 太陽光発電技術の価格変化は、政策や投資を決定する人々にとって大きな意味合いを持つ
・ 多くの観測筋や意思決定者たちは、最近のPV技術のコスト/価格の低下からくる経済性の向上にまだ追い付いていない
・ 最近の価格低下は今後も継続するとみられる。この価格低下は主に製造コストの低減によるもの
・ PV発電の競争力に関する一般的な予測は、現実の複雑さを考慮すれば、しばしば誤解を招くものである
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120530_1.html
報告書:太陽光発電の競争力、一般の認識よりもずっと従来電力に近づく