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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2012年06月12日
研究報告:1,000年分の気候データで豪州の温暖化を確認
カテゴリー:気候
(メルボルン大学より)
豪州メルボルン大学は5月17日、同大学のJoelle Gergis博士が主導した研究で、1950年以降のオーストラレーシアにおける温暖化に匹敵するほど暖かい時期は過去1,000年間になかったことが分かったと伝えた。
この研究は、豪州メルボルン大学の研究者らが主導し、過去1,000年間のオーストラレーシアの気温を調査するため年輪、石炭、氷床コアなどさまざまな自然の指標を使用し、気候モデルシミュレーションと比較した。
「私たちの研究は、ここ1,000年間で昨今の温暖化が極めて珍しく、自然要因だけでは説明できないことを明らかにし、オーストラレーシア地域における人間による気候変動の強い影響を示している」と同博士は述べた。
直に気温を記録し始めた1910年以前の何世紀にもわたる地域的、世界的な気候変動の評価には、年輪や石炭、氷床コアといった「古気候」や自然データとして知られるものを用いることが欠かせないという。
同博士は、豪州、ニュージーランドなど世界中の30名以上の研究者らによる何十年にもわたる研究から得られたこれらの自然データを照合した。その結果が確実であることを保証するため、温度復元は3,000通りの方法で計算された27の自然の気候データを用いて展開されている。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120612_1.html
研究報告:1,000年分の気候データで豪州の温暖化を確認