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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20120615

投資家グループら、企業の気候変動リスクの評価、管理、開示を進める手引書を発行

カテゴリー:経済

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(セリーズより)

米国、マサチューセッツ州ボストン発―投資家や企業、公益団体などから成る連合組織のセリーズ(Ceres)は5月31日、投資管理会社のCalvert Investments とオックスファム・アメリカとともに、気候変動が企業の事業活動やサプライチェーンにもたらすリスクを評価、管理、開示するための手引書を発行した。

この手引書は、気候変動の影響に脆弱な農業、食品・飲料、衣料、電力、保険、鉱業、石油・ガス、観光の企業を対象に、気候変動がもたらす物的リスクを評価、管理、開示するための詳細なチェックリストを提示している。また、投資家に対しても、どのような情報を企業から求めるべきかをアドバイスしている。

セリーズのミンディ・ラバー代表は、「ほとんどすべての部門が気候変動のリスクと機会に向き合っており、投資家はそのリスクを曖昧なままにしておくことはできない。ここに示されたガイドラインは、企業がいかにして気候変動の物的リスクを分析、定量化するかを明確にしており、これにより、投資家は十分な情報に基づいた決断ができる」と語る。

この手引書は、米国証券取引委員会(SEC)が2010年に発行した企業の気候変動リスク開示に関する正式ガイダンスに基づいて作成されている。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120615_1.html
投資家グループら、企業の気候変動リスクの評価、管理、開示を進める手引書を発行

 
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