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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2012年06月18日
REN21、「自然エネルギー世界白書2012年版」を発表
(21世紀のための再生可能エネルギー政策ネットワークより)
21世紀のための再生可能エネルギー政策ネットワーク(REN21)は6月11日、「自然エネルギー世界白書2012年版」を発表した。姉妹図書である国連環境計画(UNEP)の「再生可能エネルギー投資の世界的傾向 2012(Global Trends in Renewable Energy Investment 2012)」も同日発表された。
報告書によると、2011年は、再生可能エネルギーが世界の最終エネルギー消費の16.7%を供給した。近代的な再生可能エネルギーの割合が増加する一方で、伝統的なバイオマスの割合はわずかに減少した。現在、118カ国が再生可能エネルギー目標を掲げており、その半分以上を途上国が占めている。
また、欧州における政府債務危機の拡大、再生可能エネルギー発電設備の急激な価格低下にもかかわらず、再生可能エネルギー投資は17%増加し、過去最高の2,570億ドルに達した。UNEPの報告書では、2004年に比べ6倍に増加している。
さらに2011年は、太陽光電池モジュールと陸上風力タービンの価格が大幅に低下した。これにより、最先端の再生可能エネルギー発電の価格が、石炭やガスなどの化石燃料との比較において”グリッドパリティ”に近づきつつある、と報告書は伝えている。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120618_1.html
REN21、「自然エネルギー世界白書2012年版」を発表