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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20120619

米国の暑さにまつわる死者の数、気候変動により今世紀末までに15万人に達する見込み

カテゴリー:気候

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(天然資源保護評議会より)

米国、ワシントン発―天然資源保護評議会(NRDC)は5月23日、米国では気候変動による異常な暑さのため、今世紀末までに新たに15万人以上が死亡する可能性があるという内容の報告書を発表した。

この『致命的な夏の暑さ(Killer Summer Heat)』報告書は、21世紀末までの米国の人口が多い都市における、暑さにまつわる死者数を予測している。その予測総数のトップ3は、ケンタッキー州ルイビル(1万9,000人死亡)、ミシガン州デトロイト(1万7,900人死亡)、オハイオ州クリーブランド(1万6,600人死亡)であるとのこと。

NRDCのDan Lashof氏は「これは警鐘だ。気候変動は数多くの現実の生死にかかわる結果を招く。その1つは、炭素汚染が増大し続けることから、気候変動により毎夏の危険なまでに暑い日の数は増え続け、失われる命の数の大幅増加につながることだ」と述べる。

またマイアミ大学のLarry Kalkstein博士は「私たちの研究が示しているのは、『猛烈な暑さの日数』が今世紀半ばまでに5倍に、今世紀終わりまでには8倍に増える原因に、気温の上昇がなりうることだ。こういった暑い日は、真の人的損失なのだ」と述べている。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120619_1.html
米国の暑さにまつわる死者の数、気候変動により今世紀末までに15万人に達する見込み

 
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