（ザ・クライメート・グループより）

インド、ニューデリー発－国際ＮＧＯザ・クライメート・グループ（The Climate Group）は５月31日、インドは今後５年間でクリーン電力による発電容量を倍以上の５万3,000メガワットにすることを目標にしていると伝えた。

インド政府の新再生可能エネルギー省によれば、インドは2017年までにさらに２万9,800メガワット（風力：１万5,000メガワット、太陽光：１万メガワット、バイオマス：2,700メガワット、水力：2,100メガワット）を発電する予定だという。これが同国のクリーンエネルギーの設置容量２万3,128メガワットに加算され、計５万3,000メガワットまで倍増することになる。

　
今年初め、ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスは、インドのクリーンエネルギー投資額が2011年に103億ドルに達したことを明らかにした。これは2010年の投資額68億ドルの52％増で、世界の経済大国で最高の成長率である。

「インドでは、財界と政府の両首脳らが、すでにクリーン革命に絶好の機会を見いだしていることは明らかである。政府が楽観的で競争力のある目標を設定し、それらを達成するやり方を立案しているという事実そのものが、インドの低炭素成長ストーリーへの非常に大きな証拠である」ザ・クライメート・グループのAditi Dass氏はこのように述べている。

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