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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2012年06月28日
EU:2011年新規登録の乗用車からのCO2排出量、前年比3.3%減(暫定値)
(欧州連合より)
ベルギー、ブリュッセル発―欧州環境庁(EEA)は6月20日、欧州連合(EU)において2011年に新規登録された乗用車の二酸化炭素(CO2)排出量の暫定値を発表した。これによると、2011年に登録された新車は1,280万台で、CO2の平均排出量は走行1キロメートル当たり135.7g CO2/kmとなり、前年比で3.3%減となった。
EUでは、道路輸送からの排出量が1990年から23%増加し、今やEU全体の排出量の約5分の1を占めている。そのため、EUで販売される乗用車の排出量を2015年までに130g CO2/kmに抑え、2020年までに95g CO2/kmにすることを自動車メーカーに求めている。
2011年は、このCO2削減目標が義務化される前の最後の年になっており、今後、「2015年までに130g CO2/km以下にする」という目標は、2012年のデータに基づいて段階的に実施されていく予定。今回の暫定データは、自動車メーカーに確認した上で、2012年後半に欧州委員会が最終データとして確定する。
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EU:2011年新規登録の乗用車からのCO2排出量、前年比3.3%減(暫定値)