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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2012年07月12日
研究報告:二酸化炭素から環境にやさしい燃料を開発
(アルファガリレオ財団より)
英国のアルファガリレオ財団(AlphaGalileo Foundation)は6月13日、Krossing教授率いるフライブルクマテリアルリサーチセンター(FMF)の研究チームが、二酸化炭素と水素を用いてメタノールを生成する新システムを開発したと伝えた。メタノールは、環境にやさしいガソリンの代替燃料として利用できる。同チームの目標は、二酸化炭素の力を大規模に利用することと、エネルギー生産の持続可能な形として二酸化炭素を利用サイクルに生かすことである。
ガソリンの代替燃料として使用される場合、メタノールは在来型燃料より安全で環境への害が少ない。科学者らは約2年で、この技術によるメタノールの大量生産を可能にすることを目標としている。ドイツの二酸化炭素年間排出量の10%から変換されうるメタノールの量は、同国の年間燃料需要量を賄うだろう。
メタノールは水素を貯蔵する科学的手段としても利用され、そのため将来的には自動車用の燃料電池の動力としても使用されうる。「エネルギー貯蔵の持続可能な手段として、メタノールは広範な分野で期待できる。私たちはその可能性を利用したいと考えている。エネルギーの貯蔵と変換は、将来の重要な議題だからだ」同研究チームのElias Frei氏はこのように述べている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120712_1.html
研究報告:二酸化炭素から環境にやさしい燃料を開発