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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年11月08日
研究報告:米国の山火事、大量の二酸化炭素を放出
(米国大気研究大学連合より)
米国西部や南東部の州で起きる大規模な山火事は、数週間で大量の二酸化炭素を大気中に放出し、その量は1年間に州内の全車両が排出する二酸化炭素量に匹敵する、という研究結果が発表された。
これは、国立大気研究センター(NCAR)とコロラド大学ボールダー校の研究者によるもので、「米国の山火事による二酸化炭素排出推定量:炭素管理への影響(Estimates of CO2 from fires in the United States: Implications for carbon management)」と題する論文が、11月1日に雑誌「Carbon Balance and Management」の電子版に掲載された。
研究では、米国本土とアラスカでの山火事により、年間約2.9億メートルトンの二酸化炭素が排出されると推定しており、この量は米国全体の化石燃料による年間排出量の4%から6%に相当するという。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20071108_1.html
研究報告:米国の山火事、大量の二酸化炭素を放出